【 本 】明日から本気出す()の恐怖-『タタール人の砂漠』

目の前に広がるのは茫漠たる砂漠。なぜ、こんな辺鄙なところに国境警備の砦があるのかと、新人将校ドローゴは不審に思いつつも着任します。どんな必要があり、守備を行っているのか先任のひとびとに尋ねると、砂漠の果てには異民族のタタール人がおり、彼らがいつか大挙して襲来するかもしれないとのこと。今、これを話し…