【 本 】読書好きな人が読むとこころが痛くなる-『読書について』

哲学者なんて、身体も動かさず、頭のなかだけでうじうじものを考える、なまっちろい、よく言えばデリケート、わるく言えばナイーブなひと。 だと、思っていました。 しかし、ショウペンハウエル『読書について』を読んだとき、こういう激しいひともいるのか、と少し考えを改めました。 よほど自信があるのか、語尾のほとん…