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Just Melancholy

140字の小説をほそぼそと流します。本(ナンデモ)を読むことと旅(京都と外国)に出ることと文章を綴ることが大好きです。

【140字小説】#0014

青空なるものを見た最後のひとが今日死んだ。最後に太陽が姿を見せたのは前世紀のことだという。空は常に厚い雲に覆われているけれど、昼だって夜だってある。若干平均気温は下がったようだけれど、一年を通せば四季の寒暖だってある。太陽の痕跡がすべて毀れ尽くしても、盲てなおしぶとく執着するは。