目の前に広がるのは茫漠たる砂漠。なぜ、こんな辺鄙なところに国境警備の砦があるのかと、新人将校ドローゴは不審に思いつつも着任します。どんな必要があり、守備を行っているのか先任のひとびとに尋ねると、砂漠の果てには異民族のタタール人がおり、彼ら…
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