Just Melancholy

140字の小説をほそぼそと流します。本(ナンデモ)を読むことと旅(京都と外国)に出ることと文章を綴ることが大好きです。

【140字小説】#0011

マクドナルドの昼下がり。とはいうものの、場所柄、店内は相も変わらず混雑している。最後のひとつにサラリーマンが座る。あとから来た男性は店内の様子を見て、席が空くのを立ったまま待つ。その次にも女性がやって来る。彼女はトレーを持ったままトイレへ向かう。席が空く。並んでいた男性は座った。