Just Melancholy

140字の小説をほそぼそと流します。本(ナンデモ)を読むことと旅(京都と外国)に出ることと文章を綴ることが大好きです。

【140字小説】#0015

携帯をいじりながら、お昼を食べる。フライドポテトを口に咥え、わたしの近況についた友人のコメントに返信を返す。隣の席に男が座る。男はトレーの上にフライドポテトをぶちまけ、山を作ると、そこへじかにケチャップとマヨネーズをかけた。赤と白とでドロドロになった粘液の塊を男は旨そうに食べた。