Just Melancholy

140字の小説をほそぼそと流します。本(ナンデモ)を読むことと旅(京都と外国)に出ることと文章を綴ることが大好きです。

【140字小説】#0033

どうしてそんな風に軽々しく、自分が飲んだペットボトルを俺に差し出すんだ。気持ち悪いとか思わない?いや、俺がじゃなくて、お前が。俺、クラスの女子に嫌われてるし。普通に接してくれるのお前だけだし、お前には気持ち悪いって思われたくないし。「何してんの、早く飲めってば」そこで微笑むなよ。