Just Melancholy

140字の小説をほそぼそと流します。本(ナンデモ)を読むことと旅(京都と外国)に出ることと文章を綴ることが大好きです。

【140字小説】#0042

八月のラプソディに誘われ歩いていると、いつの間にか丘の上に出ました。夜空にはクモの巣状に連なった星々が燦燦とさざめいております。私のあとを追ってきたのっぽとちびのお付きが、ここは天国、あそこは地獄と言います。このうえなく美しいのにと不思議に感じながら、ここで眠りたいと思いました。