【創作のタネ】以下はネタバレになります。 【あらすじ】 人口が増え、食糧事情が悪化する日本。食糧の配給制が復活する。コインロッカーの管理人は妻と弁当のことでひと悶着を起こし、イライラしながら出勤する。職場にはひとりの新聞記者が来ていた。近年…
【創作のタネ】以下はネタバレになります。 【あらすじ】 ギリシアでひとりの男が崖から墜落死する。男には高額な保険金が掛けられていたが、その受取人に不審点が浮かぶ。大学講師と保険調査員という異色の顔をもつキートンは、事件の真相を調べるため現地…
【創作のタネ】以下はネタバレになります。 【あらすじ】 青年は安アパートで部屋を借りる。ところが、はじめて見る部屋のはずなのに過去に連れて来られた覚えがある。怪訝に思っているところへ、宙からひとりの男が姿をあらわす。彼は、9年後の未来からや…
【創作のタネ】以下はネタバレになります。 【あらすじ】 ある朝、フランシス・ケイが喜びに満ちた夢から目ざめたとき、自分がベッドの上で一匹の巨大な毒虫に変ってしまっているのに気づいた。彼を見て気絶する父親とその愛人のもとから一旦は逃げ出し、身…
【創作のタネ】以下はネタバレになります。 【あらすじ】 妻に先立たれたお爺さんのガンさんは、息子一家のなかで煙たがられている。食事がなかったり、別居を示唆されたり。小さな嫌がらせにガンさんもまた依怙地になる。あるとき、孫の嘘が引き起こした騒…
【創作のタネ】以下はネタバレになります。 【あらすじ】 大人の背丈ほどもある岩の模型を売って歩くセールスマン。その名も「オヤジ・ロック」。岩は、ときに厳父と見立てられ、ときに慈父と見立てられ、親父の権威が失墜する現代家庭のなかで家族の心の隙…
【創作のタネ】以下はネタバレになります。 【あらすじ】 「おれ」の友達はユダヤ系の風船人形アーサー・ロス、通称アート。彼は、呑んだくれの父親と幼いころに「おれ」を捨て消息不明になった母親を両親にもつ「おれ」のたったひとりの親友だ。悪ガキども…
【創作のタネ】以下はネタバレになります。 【あらすじ】 トミーは、オリエンタルな雰囲気に包まれたビブラカナルダ王妃に片想い。社交界の華である。一方で、名指揮者として名高いティボーなる人物もまた社交界の話題をさらっている。王妃と共に彼の演奏会…
【創作のタネ】以下はネタバレになります。 【あらすじ】 アレックが支配人を務める映画館には若い女の幽霊が出た。最初は普通の姿をして映画に夢中になっているが、次第に、鼻血を流して、のけぞり、白目を剥く。アレックが初めて女の幽霊に出会ったのは1…
【創作のタネ】以下はネタバレになります。 【あらすじ】 エディ・キャロルは、優れたホラー小説を集め、『アメリカ年間ホラー傑作選』として刊行するアンソロジスト。すっかり仕事がマンネリになりうんざりしているとき、傑作だという一本の作品を紹介され…
【創作のタネ】以下はネタバレになります。 【あらすじ】 学級委員長選挙での当選をめざすロニーだが、その正体は、親に隠れて煙草を吸い、弱い者いじめをするワル。そんな彼も黒猫を飼う老婆ミングルには頭があがらない。ある日、黒猫を虐めようとして逆に…
【創作のタネ】以下はネタバレになります。 【あらすじ】 イギリスの細菌研究所で極秘裏に開発された新型ウイルス。盗み出したスパイたちは輸送中の事故で、ウイルスを全世界に拡散してしまう。有効な対抗策を見つけられないまま、人類の大半がウイルスの引…
【創作のタネ】以下はネタバレになります。 【あらすじ】 作事奉行の仕事を卒なくつとめる梶井主馬は、下僚を集めた飲み会すらもあまり好まないかた苦しい男。そんな彼が須藤きぬという女性を嫁にもらった。新婚初夜の晩、花嫁を誘う梶井だが、彼女は拒否。…
【創作のタネ】以下はネタバレになります。 【あらすじ】 高校3年生の阿良々木暦の前にひとりの少女があらわれる。彼女の名前は戦場ヶ原ひたぎ。自分に体重がない秘密を阿良々木に知られたことから、彼に対して非常に攻撃的な態度を取る。しかし阿良々木は…
【創作のタネ】以下はネタバレになります。 【あらすじ】 省エネをモットーとする高校生・折木奉太郎は、なりゆきから古典部に入部する。そこで出会った少女・千反田えるや、友人の福部、伊原との交友を通じて、折木はいくつもの事件の解明に奔走することに…
【創作のタネ】以下はネタバレになります。 【あらすじ】 場所はアメリカ。列車で護送される三人の外国人犯罪者。このあと彼らには本国への強制送還と、そこでの残酷な刑罰の運命が待ち構えている。フランス人にはギロチン刑。スペイン人にはベルトによる絞…
【創作のタネ】以下はネタバレになります。 【あらすじ】 黒田藩お抱え3家老のひとりに強情な男がいた。母里但馬だ。殿さまの黒田長政が新任の中老(家老の補佐役)を取り立てるので、仲良くしてやってくれと命じるが、この母里だけが首を縦に振らない。過…
///1980年代のアメリカには、ちょっとした猟奇ミステリーのブームがあった。1988年、不世出の殺人鬼ハンニバル・レクターを描いた『羊たちの沈黙』。1987年、拷問と胴体切断で殺害されたエリザベス・ショートの事件を題材にした『ブラック・ダリア』。そ…
///富江の悪夢はまだまだ終わらない。わたしが持っている朝日ソノラマ版でも、あるいは朝日新聞出版版でも『富江』に関しては2巻分が割り当てられています。それだけ富江に関する作品数が多く、また伊藤潤二先生の彼女に対する思い入れも強いってことで…
///奇想に次ぐ奇想で読者を圧倒してくれる伊藤潤二先生。その伊藤先生のもはや代名詞と言っても差し支えない、デビュー作『富江』。今さら、本作について細かい解説は不要だと思うが、念のためWikiのものを掲載しておく。肉片がひとつひとつ再生していく…
最近、『暦物語』を観始めて「???」となってネットを調べてみたら、同じ疑問を抱いているひとは多いようで。この子というよりこの女性のようでした。こよみんのお母さまだったとは! それにしてもウエダハジメさんのイラスト、ステキすぐる!!!
///ご自身、「幽霊」が見えてしまうのだという加門七海先生。幸いにしてというか、不幸にしてというか、わたし自身は一度も見たことがないんだけどね。見たことがないくらいだから、こうして怖い物語をみなさまにご紹介できるようなわけで。これ、実際に…
///クイズです。ここに書かれた詩にはあるテクニックが使われている。はて、それはナンダロカ? 答えはブログの最後で! 夢に津和野を思ほえば見よ城跡へうすけむり泣く子寝入るや鷺(さぎ)舞ふ日遠雷それて風たちぬ 安野光雅(関容子「再会の手帖」、幻…
///今度『えとたま』がキッズ向けの番組として復活するんですって? さくらたんはなにげに『えとたま』大好きっ子なのです。 えとたまを子供向けに作り直すそうで pic.twitter.com/lY4OJjdoWc — Минеми™ (@mineyama) 2016年6月29日 ///その記念ってわ…
///こんなちまちましたの愛がなきゃ、やってらんないっすよ! 愛ですよ、愛! わたしも愛がほしい・・・。
///前作『デブを捨てに』からほぼ一年半ぶりの新作。待ち遠しかったあ! 早くしないと、体の平山エキスが底を尽いてしまう。今じゃ、わたしの読書傾向をビッグデータやらナノマシンやらで把握しているAmazonが「新作出るぞ、早く予約せいやーっ!」とプッ…
///人生で2枚目に手がけた作品の発表でーす。無謀にもほどがある。ぜんぜん可愛くなかったら、責任感じちゃいますからナ、やっぱり。どんなもんでしょーか??? ///でも、左右を間違えたの。アホや、ワイ。 ///一応、ダメ押しの解説。時津風ちゃ…
※乱筆乱文、ご容赦を (^o^;) 物語を推し進めるちからとは、ひとの心のなかに口を開ける虚(ウロ)、すなわち不足である。 ひとは自分に足りないものを追い求め、異郷に旅し、それを獲得し得たことで成長の証をたて、しかるのちもとの故郷へ帰ってくる。これ…
///三夜連続の怪談を読んでもらって、少しは涼しくなりましたか? 中山昌亮さんの作品には『後遺症ラジオ』なんてものもあります。こちらも近いうちに作品紹介として記事をアップしますのでご興味のある方はご一読くださいね♡ 不安の種 (3) (ACW champion…
///今日も暑い、暑い。夏に怪談をするのは、怖い話を聞きひやっと涼しくなるため……ではありません。夏場の舞台小屋はお客さんの入りが少ないので怪談というイロモノを始めたのがそもそもの発端なんですね ( ^ω^ ) 不安の種(2) ぼーの章 (チャンピオンR…