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Just Melancholy

140字の小説をほそぼそと流します。本(ナンデモ)を読むことと旅(京都と外国)に出ることと文章を綴ることが大好きです。

【140字小説】#0056

道の両側を埋め尽くす土産物屋。色とりどりの制服とバックパックを身につけた少女たちが往来を闊歩する。煎餅とお香と茶器と饅頭と簪と手拭と石鹸とソフトクリームが交錯する網目を彼女たちは軽やかに練り歩く。今も百年前も同じ光景が繰り広げられたのだろう。百年後の少女たちよ、今よりもなお翔べ。