Just Melancholy

140字の小説をほそぼそと流します。本(ナンデモ)を読むことと旅(京都と外国)に出ることと文章を綴ることが大好きです。

2015-08-06から1日間の記事一覧

【 本 】明治のツンデレ、竹中時雄、このゲスい感じ、嫌いじゃないです-『蒲団・重右衛門の最後』

渠(かれ)は名を竹中時雄と謂った。 奥さんには三人目の子供ができ、新婚のときめきって何? 食べられるもの? という今日このごろ、みなさまにおかれましていかがお過ごしでしょうか、竹中時雄ですという話。 彼、竹中時雄は仕事にも身が入らないし、同じ…