本
結論はひとつ。 会社はひとでできている。 ひとにテコ入れしよう。 ツールとしてのグラフやチャートをいくら用いても会社に変化は起こせない。 変化がないどころか、多分に抵抗を誘発し、改悪へ転がる。 ひとにテコ入れするといっても、さほど難しいことが必…
パレスチナの惨状を目の当たりにして、イスラエル憎しの思いを募らせている日本人は多いでしょう。 戦争行為が、合理的で、平和的で、理性的であったことなどありはしません。こと、生活者目線においては。 今に語り伝えられる、戦争にまつわるたくさんの悲…
前にサービス業で働いていたときの先輩、一緒に居酒屋へ行くと、普段の接客で見せる愛想良さが豹変。 「料理、遅いんだけど。さっさと持ってこいよ」「皿、下げて、早く持って行けよ」 わたしはあまりの恥ずかしさと店員さんに対する申し訳なさで俯いていま…
美味しいものは最後に残すタイプです。 今日あたり2巻が出るので、ようやく1巻を手にするというおおたわけ。だって、さっさと読んじゃうと、次が出るまでが苦痛なんだモン‥‥‥。 今さらそちらの向きには解説も不要だとは思いますが、端的に。 『ゆるゆり』…
最近、ものすごく疑問に思っていることがあるのですよ。 それは、目標を立てることの是非。 現代人は生まれてからずっと、目標を立て、それをクリアーするための努力する生き方をあたりまえだと思っています。 あたりまえというか、むしろ「善」とすら? 次…
どれほどの天才であっても、ひとりでは種々不都合があります。才能が申し分なく活躍できる場を与えるために、それ以外の雑事を一手に引き受けてくれるひとたち。 それが女房役。 ホンダの創業者・本田宗一郎さんを財務や営業で支えた藤沢武夫さん。小泉純一…
恐山。その名は日本全国津々浦々に知れわたっていますが、実際に足を運んだことがあるひとはどれくらいいるでしょうか。 もちろん観光地ではありませんが、死者との邂逅が果たせる霊場として興味・関心を持っているひとも多いでしょう。わたしもそんなひとり…
ベテランから中堅どころまで。総勢15名のミステリー作家による短編アンソロジー。お目当ては米澤穂信先生でしたが、ほかの先生がたも読ませる、読ませる!長編と違い、短編ミステリーには、登場人物たちのひととなりや事件背景を長々と語っている紙幅があり…
ワールドカップでオランダは大健闘の三位。ただ、今回のチーム、母国ではあまり期待されていなかったみたいで(おいおい‥‥‥)、このたびの結果にオランダ国民は大喝采なんだとか。選手の心境は複雑でしょうね、嬉しいだろうけど。オランダは、ポルトガルに次…
<神さまで中学生>、略して『かみちゅ!』。Amazonを見て、また新品が買えるようになったんだ!と思ったら1巻だけ。2巻は相変わらず在庫切れのようです。アニメで放映された作品ですので、わたしなんかよりも詳しいひとは大勢いらっしゃると思います。し…
アニメ『PSYCHO-PASS』、今はちょうど新編集版がやっているところで、この秋にはいよいよ第二期がスタート。一見正しいものが偽善だったり、間違っているとされていることに真実の片鱗が垣間見えたり、とても重厚なドラマが展開され、私は大好きです。ヒロイ…
ある本に、今の若者の社会が、もっと言えば社会全体が「コミュニケーション偏重主義」に支配されているから生きにくくなっているということが書いてありました。要するに、コミュニケーション能力という物差しだけでひとの価値が決められてしまっている。勉…
ミニマリズムという言葉をウィキると、以下のようにあります。 美術・建築・音楽などの分野で、形態や色彩を最小限度まで突き詰めようとした一連の態度を最小限主義、ミニマリズム(英: minimalism)という(ミニマリスムとも表記される)。1960年代のアメリ…
直木賞の決定が明日に迫りました。「賞」にはいろいろ大人の事情が絡み、のちのちに物議を醸すことも少なくありませんが(メッシのMVPとかね)、それでも受賞できたかたにとっては嬉しいことこの上なし。さらには、それが売上増につながれば、作家さん自身も…
ワールドカップ終わっちゃいましたね。これから何を楽しみに生きていけば‥‥‥という、だらしない大人の愚痴はともかく。自分の好きなチームを応援したり、神業・妙技に酔いしれたり、イケメン選手を追いかけたり、楽しみ方はひとそれぞれだったかと。わたしの…
タイトルにぞっこん惚れてしまった。『ご注文はうさぎですか?』なにこのタイトル、文学性に溢れるっていうか、詩情に溢れるっていうか、んー、もう、ただただ素敵。しかし、マンガが進むに連れて、けっこう重い(?)事情があることを知り、それはそれで笑…